【No.15】釣り 江の島(水道口)«t.4»

2014年07月28日 江の島, 水道口, 磯釣り 釣行
2014年07月28日 江の島, 水道口, 磯釣り
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2014年07月28日 江の島, 水道口, 磯釣り

2014年07月28日 江の島, 水道口, 磯釣り

江の島釣りに行ってきました。

場所:江の島 水道口
潮回:大潮
天気:曇り・晴れ
時間:6:00 – 10:30(4h30m)
釣果:グレ1、ベラ1、アイゴ1
備考:アミエビ2キロ

見事にエサ取りに踊らされた1日でした。
ずーっと前に買っていたサナギ餌を使ったら、アイゴが釣れました…。
久々に良い引きだったのですが、アイゴが見えた時のショックと言ったら、なんと表現すればよいのやら。

【釣りの反省 まとめ】

タコ釣り人

タコ釣り専門の人がいました。
この前、タコ釣りに失敗した私なので、コツを教えてもらいました。

80過ぎの釣り人

健康のために釣りをしている。10センチくらいのが2,3枚つれれば良い。と言っていて、
流石は定年後スタイル!と思った話していました。
耳が遠いなー。と思って話していたのですが、あとで他の方に教えてもらったら、80歳過ぎだったらしい。。。
いやいや、すげえよ…。80歳でよくこんな岩場に杖もつかないで立てるな。。
こんな暑いのによく倒れないな…。

弟子を持つ釣り人

いくつに見えるか?と言われて、よく焼けた肌と良い体格だったので、55歳くらいですか?と言ったら、70歳すぎらしい。
いやいや、釣り人って何なの?!江の島って何なの?!

「本気でやらないと釣れない。釣りは命を遊んでるんだから、真剣にやらないと魚に失礼だ。」と語っていたのが、
なんか、その日の私の心を打った。

なんでかっていうと、今日はコマセを作りすぎて、かなり雑にコマセを打っていた。
午後に用事があって、11時までには釣りを終わらせたいな。と言う気持ちがあって、焦っていた。
でも、こんな雑で釣れるのか?って言う疑問もあった。
そして、私は釣りをしている時に「生き物の命を遊びに使ってるんだから、本当に酷い趣味だよな。」と思う事が、釣りをしながら多々ある。
じゃあ、やめちまえよお前!ってツッコミが客観的には入るんだろうが、しかし、やめれない。

最近、釣りをしながら、そういう疑問を持つ事が増えてきた。釣りをやればやるほど、そういうことを考えることが増えてきた。
そこにふと、この言葉を堂々と言ってきた人が現れて面白かった。

私がほぼシマノの道具でそろえていたので「シマノのテスターでも狙ってるのか?」とシニカルに笑いながら言ってきたのには、流石に参った。
ちなみに狙ってはいないです。みんな釣りウェアって結構着ないんだよね。ダサイからなんでしょうね(苦笑

ここまで堂々としている人は久しぶりだった。
弟子が7人いる。と自慢げに語っていた。
日曜日は無理だけど、月曜日なら聞ける。と、なんか私を弟子に誘ってくれてるのか?!と思わせるような言葉もあった。
ちなみに、私は弟子なんかなる気もない。グループに属す気もない。
そういうのに入るとブチ壊したくなるの。

正直、若者には受けないタイプの老人だった。
私はこの手のタイプが親戚にいるので、あぁ、またこのタイプの人種ね。と思って、素直に30分くらい話を聞いていた。

要約すると、
江ノ島じゃ、小さいのしか釣れない。竿は1号あればいい。
大きいの釣りたきゃ、伊豆へ行け。
うまくなりたきゃ、うまい人と一緒に行け。と言ってた。

うまくなりたきゃ、の話は、基本的な話だった。
別に釣りに限ったことではない。

うまい人と一緒にいろ。先を読んで行動しろ。継続することが大事。
仕事でも、他の趣味にも、生活スタイルにも精通したことだった。
そんなことは、わかっている。
そんなことは「素晴らしい人生の生き方」とか「後悔しない生き方」とかを何冊か読めば、
どこの本にだって書いてある。
ただ、そんなのは世間の大半の人がわかってる。
どこで、勝者と敗者がうまれるかって、そんなの 実行 できたか、できないかだ。
口でいうのはたやすく、実行するのは難しい。

まあ、そんな頭でっかちな話は、どうでもよい。
向こうだって、老婆心で私に親切に教えてくれただけなのだ。
定年後の暇つぶしにすぎない。

私がこの人と話しながら、考えさせられたことは、
いったい私はこのまま釣りを続けて、どこを目指そうとしているのか?という疑問だった。
私は何がしたいのか、釣りがしたいだけなのか、大物を釣りたいのか、たくさん釣りたいのか、友達と一緒に遊びたいだけなのか、他人に趣味があるんだぜ!と言いふらしたいだけなのか、大物釣って自慢したいから、実は釣り場へ行くためのドライブを楽しみたいから、ただいろんな場所に行ってみたいから?
等々を考えてしまった。

そして、その考えの中のどれが、「真剣に向き合う」に当てはまるのだろうか?!と思った。
魚の命に失礼にならないのだろうか?と思った。

そんなことを考えてしまった。

一番いいのは、釣りなんかしないことだ。
aikoさんは動物や虫を殺さない。って言っていたのが衝撃だった。
ゴキブリみつけても外に逃がす。って言うのが衝撃だった。

そんなことは前からわかってる。
こんなの釣りに限ったことじゃない。家庭菜園だってそうだ。
でも、やめれない。困ったよね、狂ってるのか?

あの命、この命 でも聴きながらも、もう少し考えてみる。

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