今日は真鶴へ釣りに行ってきました。
最初は最低な1日になるんじゃないか?!と思ったのですが、
今までで一番ちょっとまともなサイズが釣れた最高な1日でした。
3時に起きて、4時に家を出たのですが、道中で雨が降り始めて大丈夫だろうか?!と不安がよぎる。
この雨じゃ、釣り場に人なんて少ないだろう!と思ったのですが、5時くらいに駐車場に着いてビックリ。
先週よりも車の台数が多い!
鉄棒狙いで行ったのですが、番場浦、カワウソ、鉄棒は、すでに満員でした。
自分の甘さが身に染みました。
10分くらいどこでやるか悩んで、結局は先週やった片磯に行きました。
狙いの場所は釣れないし、雨は降るし、で萎えながら釣りをしていました。
遠目に鉄棒を覗いていると、釣れているので非常に悔しかった。
9時くらいに鉄棒の片側が空いたので移動。
前の人がいた位置で釣りを始めたのですが、まったく狙い目がわからず、萎えながら釣りをしていました。
10時くらいに鉄棒の片側にいた40歳くらいの方に話しかけられたのですが、4時半くらいに来たらしく。
30分差で負けたのか・・・。と自分に失望。
前にいた人は朝ヅメ狙いで3時からいたらしい。こんな場所に真っ暗でよくいれるな・・・。と驚嘆。
あと60歳くらいの方と一緒にいて、40代の方と熱心に釣り場を周りながら話して、iPadで写真を撮っていて、
シャレてるな・・・。と思いながら、これは磯釣り情報誌の更新の取材なのか・・・?!だから、あんなに熱心に話し合っているのか?!と思いながら観てました。
釣れないし、雨が降って寒いし、俺はいったい3時に起きて一人でこんな場所に来て何やってるんだ?!と、
テンションが下がりながら釣りをしていたら、カサゴぽい?魚が釣れたけど、これが食える魚なのかイマイチわからないから、先ほど話しかけてくれた方に聞いたら丁寧に教えてもらえました。
ムラソイらしい。最初「アイナメですか?」と確認した私は本当にバカですね。
さっきネットで調べたら、全然違うじゃねえか!恥ずかしい。
しかし、ここで聞いたおかげで、1日の釣りが素晴らしい物になりました。
「まだ1年くらいの初心者で、みかけばかりで全然わからないんです。」と言ったら、
40代くらいの方が「手返しが遅いもんな!!」と言われてショックだした(泣
そのあとに「教えてやるよ!」と言ってくれて、釣りについてレクチャーしてくれました。
ギャグを交えて愉快に教えてくれました。本当に釣りが楽しかったです。
指摘&教えてもらった事をメモ書き。
なんか、もう他人から見たら、呆れてしまうレベルだと思うのですが、自分のためにメモ書き。
将来、このブログを見返して、あぁーこんなに酷かったのか(笑)と思うように。
このブログを読んでくれた方には、
俺もこんなだったなー or 俺はこんなに酷くなかったなー、くらいな気持ちで読んでもらえるとありがたいです。
最初は60代の方が教えてくれました。
【釣りの反省 まとめ】
グレ狙いなのに、ムラソイが釣れるのは棚が深すぎる。
針やコマセは、波のタイミングを観て投入すること。
→昔も言われましたね、全体をみろと・・・。「木を見て森を見ず」とは私のことですよ!
波をみないで投げるから、狙った場所からウキが動いたり、コマセとウキを全然同調できてない!という結果になっていました。
餌は鮮度が大切
→先週、余った餌を使いまわしていたのですが、解答&冷凍を繰り返していたので鮮度が最悪な状態でした。
その結果、身崩れして針を刺すとボロボロな状態でした。
しかも、ピンク色じゃないから針が空けてるし・・・。
「こんなんじゃ、海に入ったらボロボロに崩れて魚が食わない!」と教わりました。
ケチっちゃダメですね・・・。
しかも、その後、別の餌も買ってあるんです!と言って、別の餌をみせたら船釣用のエビだったので、
「なんじゃこりゃ、こんなのじゃ釣れないよ。」と言われて、本当に一瞬死にたくなるくらい恥ずかしかったです(泣
これに懲りて無精しないで、近くの船系の釣り具屋ではなく、ちゃんと遠くの釣り具屋で餌を補充しようと思います。
まともな餌がなかったので40代の方が分けてくれました。
もちろん「1万円な!(笑」と定番ジョークをかましてくれたのは言うまでもないです。
オキアミは全部を撒き餌にしないで、少し残しておく
→オキアミは少しだけ残して、それを刺し餌に使う。とか、そういう工夫?(こんなの常識?)の方法もあるらしいです。
これが遠くの釣り具屋に行かなくて済みそうです!
刺し餌は身が崩れないように硬い部分から刺す
→尻尾側のほうが硬いから、そっちから刺す方が身が崩れないそうです。
あとエビの針を通す位置は中心じゃなくて、硬い背中側に沿わせて通すほうがいいそうです。
あぁ・・・、なんか本で読んだな。と走馬灯のように思い出しました。
ウキのコンディションを把握していること
→自分のウキがどうなればベストの状態なのか把握しておかないとダメ。と言われました。
何が正しいか、わかってない。ってことですもんね…。
仕掛けの馴染みと、巻き餌の同調を考える。だからまき餌の比重を考える
餌は何だ?!と二人に聞かれました。
なんでそんな事を聴くのか聞いたら、刺し餌と同調させるために、比重が重要だからだそうです。
もう、研究しているレベルが圧倒的に違うんだな。と、自分のレベルの低さを痛感させられました。
そんな説明を受けている間に、
40代の方が、レクチャーするために近くに移ってくれました。
知らない他人のために、ここまでできるなんて本当にすごいな。と思いました。
荷物はまとめること
→釣り場に荷物を散りばめていたので、移動してくるなり「忘れ物するぞ!」と注意されました。
なんかもう本当に恥ずかしい1日だった。
こんなの釣り以前に教養の問題ですからね(泣
脱いだ靴は揃えること!とか、そんな次元の話ですよ…。
ファスナーは閉めること。落とすぞ!
→ライフジャケットのファスナーが塩にやられて、うまく閉めれなくなっていて、
私は非常にメンドクサガリ屋なので、中途半端な位置までしか閉めていませんでした。
「海に落とすぞ!」と2,3回ご指摘されました。本当に恥ずかしかった…。
前に会った人もそうだけど、物を置く配置とか、動きとか洗礼されていて無駄がないよな。と思いました。
身なりも綺麗だし。
そういう細かい部分から直していかないと上手にはなれないんだろうな。と思いました。
これも釣りに限った話じゃない気がしますが…。
次からは、もっと!もっと!配置とか動きに気を使っていこうと思います。
手返しが遅い
→話している時は、てっきりウキが沈んだ後の動作 のことかと思ったのですが、
あとで確認したら 釣りの一連の動作 のことだ。と言われました。
ウキを投げる→ラインを修正→コマセを投げる→糸を出す
の動作が遅いし、グダグダしていたので、
最初に二人で観ているときに、彼は何をしているのだろう…?!と思ったそうです。
やっぱし釣りの上手、下手は動きでわかる。と言ってました…。
1ヒロについて
→やっぱし腕を広げた個人の感覚でとるそうです。広げたら身長の長さになりますからね。
仕掛けとコマセの位置をもっと考える。ガン玉はもっと上
→針の30センチくらい上の場所にガン玉を打っていたので、これでは撒き餌より先に刺し餌が落ちていて、
全然、撒き餌と刺し餌が同調してない!と指摘されました。
そんなわけでサルカンの上に移動されました。
もっと沈めてないとダメ!
→指摘されてわかったのですが、私はウキを戻すタイミングが早いそうです。
餌が取られているなら理解できるけど、餌が取られてないのに戻す事を繰り返すのは意味がないそうです。
というより、こんなに早く戻してたら、撒き餌と刺し餌が同調してないに決まってる!って感じらしいです。
私はそれよりも前に戻しているから、釣れない原因はそれだ!と言われました…。
そういえば先週に1回だけグレが釣れたのですが、あの時は全然釣れないな…。とぼーっとしてい眺めにウキを海に沈めていた時でした。
あれはマグレではなく、あの動きが正しいから釣れたんだな。と納得できました。
今度から、もっと気長に海に流していようと思います。
御二方の動きを見させてもらえたのですが、3,4分以上はウキを流していました。
自分は1、2分くらいで戻していたので、自分がどれだけ短かったのかよくわかりました…。
投げる→ライン修正→コマセ3回投げる→必要なら糸を出す
→これが基本的な動作だと、1手順を目の前でレクチャーしてくれました。
リールの道糸の抑えとかとかもです。
他にも応用技があるけど、そこはみんな自分で考えて、いろいろとやるそうです。
まずは基本が大事なので、次回からこの動きをイメージして練習しようと思います。
最初のうちは合わせなくて良い
→ウキが少し沈んだら、パッと竿を上げたら「なにやった?!」と言われたので、「ウキが少し沈んだから、食ったと思ってあげた。」と言ったら、「グレは食ったら、走るから、ウキがスーッと沈むから、合わせる必要はない。」と言われました。
去年、合わせるように教わってからやっていたのですが、あれは黒鯛の話だったから、グレは違うだな。と理解しました。
てか、去年聞いた時も口太は遅合わせで全然良い。と言ってましたもんね…。
その後、わかったのですが、確かに合わせる必要はなかったです。すーっとウキがじっくりと沈んでからで釣れました。
まあ、そうしないテクニックもあるそうですが、今日は基本を教えてくれました。
グレだけにマグレ
→そんな指摘&レクチャーをもらいながら、私の横では60代の方が、
「今日は釣れるぞー!」と言いながら、30センチ以上の魚をドンドン釣っていました。
な、なんで本当に私はこんなに釣れないんだろう…。あぁー私は本当に下手くそなんだな(;・∀・)
と悔しい?!泣きたい?気持ちでレクチャーを受けていて、
40代の方が仕掛けをハリス糸、止め糸の位置を直して、投げたら、
本当に釣れました…。しかも、30センチくらいのやつが!自己最高新記録でした!
私は「名選手名監督に非ず」って言葉が好きなのですが、この釣れた瞬間だけは、この言葉を全否定しようかと思いました…。
うおおおおおおお、やっぱしうまい人はスゴイな!!と感じるだけでした。
この後おかげで25センチ以上を6匹も釣れました。
こんなにこのサイズが1日で釣れたのは初めてでした。
27センチくらいの魚を海に戻したら「生意気だなー!」とツッコみを入れられるくらいになりました。
いやあ、もうこのお方には本当に感謝の気持ちしかありません!
文章で書きたいけど、うまく書けないよ!
ちなみに1匹釣れた後は、30分くらい釣れなかったのですが、
その時に40代の方が「グレだけにマグレ」と言ったのですが、
これが個人的にすごいドツボでした(爆笑)。
やっぱし娯楽なので、こういう言葉を喋りながら楽しめるのは最高だよな。と思います。
私もこれから使おうと思います。「グレだけにマグレ!」
これ、釣り人の間じゃ有名な言葉なんですかね?!
左右、両方で投げれるようになること
→いつも自分の好きな位置に立てるとは限らないから、両方投げれるようになったほうが良いよ。とアドバイスをもらいました。
穂先を振って糸を出す。カッコよく見せろ!
→道糸を出す時は、抑えていた指を話して、穂先を振れば糸が出る。と教えてくれました。
あと降る時はカッコよくな!とのことです。うーん、やっぱし見せ方も大事ですよね!シャキっとね!
1号じゃ細い、切られる
→最初に話した時にハリスが何号か聞かれたのですが、この釣り場はデカいと50センチくらい釣れるそうなので、1号じゃキラレルよ!と言われました。
つまり、大物を釣るチャンスを逃している!と言われました。
なんか去年も言われたな…。この言葉…(笑。
それ以前に魚が釣れないんですよ(泣
この二人は私がハリスを切られて悔しい思いする姿をみたかったそうです(笑
釣りを教えてくれる理由も、それが少しあった気がします(笑
60代の方が「ハリスをキラレル瞬間を見に来た(笑)」と言いながら教えてくれましたからね!
しかし、私の腕が下手すぎて、そのサイズの魚が釣れませんでしたけどね!
何で1号なのか話した時に「本に釣れなければ、仕掛けをどんどん細くすれば良いと書いてあったので…。」と答えたら、
「それは渋った時の話で、(君は)仕掛けじゃなくて腕(あんなすぐにウキを上げてたら釣れない!)の問題だ!!」と指摘されました(泣
注意されないと上手にはならないですからね!本当に色々と教えてくれてありがたい方でした。
OWNERの針はずし
魚が釣れた時に、タモですくってくれたり、魚の針をとってくれたりと、本当に優しい方でした。
その時に針はずしをみせてくれたのですが、魔法のようにスーっと取っていたのでビックリしました。
1回貸してもらって、やってみたのですが、コツを教えてもらったら楽ちんに取れました!
OWNERの針はずし らしいので、今度、釣り具屋に行ったら是非ゲットしてこようと思います!
夜釣りは、まだ、やめといたほうがいい
→見えないから、何やってるかわからないから、素人のうちはやめておいた方がいい。そうです。
確かに、何もできない自分が想像できました…。
そんな学ぶ事が多い1日でした。
楽しい最高な1日でした。
御二方は、私より先に帰って行ってしまったのですが、最後まで色々と教えてくれた本当に優しい方々でした。
「ゴミは持ち帰る!」と常識ある方だったのも、私向きで素直に言葉を聴くことができました。
もう、今年は来ないそうなので、来年また、どこかで合えたらいいな。と思います。
本当に感謝しても感謝しきれない。とはこの事だと思います。
教わった事を忘れないうちに、また来週あたりにでも釣りに行きたいな。と思います。
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